血液分野医師国家試験演習 No.19


(第113回D問題)

43歳の男性。健診で白血球増多を指摘され来院した。自覚症状は特にない。体温36.5℃。脈拍84/分、整。血圧136/76mmHg。表在リンパ節を触知しない。左肋骨弓下に脾を3cm触知する。血液所見:赤血球430万、Hb12.8g/dL、Ht42%、白血球35,000(骨髄芽球2%、前骨髄球2%、骨髄球5%、後骨髄球7%、桿状核好中球4%、分葉核好中球60%、好酸球8%、好塩基球7%、リンパ球5%) 、血小板35万。血清ビタミンB12 8,600pg/mL 基準250〜950 。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 18A) 、骨髄細胞染色体分析(別冊No. 18B)及び末梢血好中球bcr/abl遺伝子のFISH解析(別冊No. 18C)を別に示す。治療薬はどれか。

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