眼科分野医師国家試験演習 No.30


(第114回C問題)

58歳の男性。1週前から両眼の視力低下を自覚し来院した。これまでに医療機関を受診したことはなかったという。喫煙歴は20本/日を26年間。血圧170/90mmHg。血液生化学所見:尿素窒素23mg/dL、クレアチニン1.2mg/dL、空腹時血糖160mg/dL、HbA1c8.2%(基準4.6〜6.2)、トリグリセリド190mg/dL、HDLコレステロール25mg/dL、LDLコレステロール148mg/dL。視力は右0.1(0.4✕-3.0D)、左0.2(0.7✕-2.5D)。眼圧は右15mmHg、左13mmHg。両眼の眼底写真、蛍光眼底写真、光干渉断層計像および光干渉断層血管撮影写真(別冊No. 10A、B)を別に示す。眼底写真では点状・斑状出血、硬性白斑および軟性(綿花様 白斑を両眼に認める。光干渉断層血管撮影写真では毛細血管の減少を両眼に認める。診断はどれか。

問題の画像





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