アレルギー・膠原病分野医師国家試験演習 No.1


(第112回A問題)

16歳の男子。呼吸困難のため救急車で搬入された。本日、昼食にパンを食べた後、体育の授業で長距離走をしている最中に全身の痒み、蕁麻疹と呼吸困難が出現したため、養護教諭が救急車を要請した。学校の部活動でサッカーをしているが、練習中や試合中に同様の症状を呈したことはない。また昼食で食べたパンはこれまでにも頻繁に食べているが、同様の症状を呈したことはない。意識は清明。心拍数102/分、整。血圧92/62mmHg。呼吸数24/分。SpO22 99%(マスク5L/分 酸素投与下)。前胸部に膨疹を認める。喘鳴を聴取する。適切な治療の後、症状は改善した。この患者の今後の生活指導として適切なのはどれか。






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